ファッションコーディネートで気を付けたいポイントとは?

シニア層になると服装ってどうでもよくなる?

都会に暮らしているシニア層と、地方の田舎に暮らしているシニア層、シニア層ほど、ファッションの違いと地域性が出てくる年代はないと感じます。
都会に暮らすシニア層は、いつ何時誰にあっても恥ずかしくないようにとそれなりの格好をされていますが、地方の田舎に行くと誰にあってももうこの年齢だからおしゃれも何もあったもんじゃない、と考えてしまう方が多くなるのです。

人口の差ということもあるかもしれません。
若人が少ないですし、そもそも買い物などに行く用事がなければ、家と家の周辺以外動かないという人も少なくありません。
そうなると着る服はどうでもよくなります。

でも洋服を着るということ、しっかり朝外義に着替えるということは、毎日をしっかりさわやかに送る事の始まりとして、行っておくべきことですし、どこにいてもおしゃれをする心を持っておくことが若さの秘訣ともなります。

60代のおしゃれ、そのコツは?

おばちゃんファッションにはなりたくないと思っていたのに、いつのまにか自分がなりたくないと思っていたおばちゃんファッションになっていた、やっぱり年齢には勝てないわといっている方もいますが、ちょっとした工夫でどうにでもなるのです。

60代ともなると昔のようにお肌がみずみずしくありませんし、パチッと針があるということもなくなります。
顔色もくすんでくるのが普通です。
そのため、上半身はなるべく明るい洋服を着るようにすることがポイントです。

明るい色といっても原色の緑やピンクなどを着た方がいいということではなく、白や白に近い方のグレー、ネイビーなどの明るい色という意味です。
こうした色は、合わせやすいですし上品に見せてくれる色なので、使いやすい色です。

柄物は似合う物、似合わないものが顕著に出てくるので、基本的に着用しないほうがいいといわれています。
柄物ではなく無地、白、グレー、ネイビーを基調に洋服を選んでいくと、自然と上品なイメージの服装になれます。

ゆったりサイズは極力着ない

ゆったりサイズの洋服の方が、着ていて楽ですし、体型もカバーしてくれるので、ゆったりサイズを着る60代は非常に多いと思います。
でもこうした自分の体形を隠す洋服というのは、どんどん体系を崩します。

かといってぴったり体のラインを出すような洋服は似合いませんので、ソフトフィットする洋服を選択すると上品でスマートな印象になります。
ピタッとするものを着用したい時には、ストレッチ素材の伸びがいいものを選ぶと無理上がりません。

また、洋服の形ですが、ベーシックな物を着用するとこの年代はしっかり上品に見えて似合います。
奇抜でトレンドばかりを意識している洋服は無理に若く見せているような感じがして、似合いません。