生き物にふれよう!熱帯魚の飼育

ずっと見ていても飽きない

ペットブームといわれる現代、猫、犬、フェレット、ハムスター、それに爬虫類までご家庭ではたくさんのペットが飼われています。
特に猫は今、一大ブームの到来で猫カフェなどもあり大人気です。
しかし猫も犬もアレルギーがある方には向かないし、ワンちゃんはお散歩が大変、体を洗ってあげたりお散歩したり、病気になれば非常に高い医療費もかかる、という事で、躊躇される方もいます。

何かを飼いたいと思うのなら、熱帯魚はどうでしょう。
小さい水槽でも楽しむことができますし、大きな水槽でダイナミックな熱帯魚を楽しむこともできます。
色々な楽しみ方ができる熱帯魚なら、お散歩する必要もなく、鑑賞するのも楽しいです。

熱帯魚を飼う時そろえたいグッズ

熱帯魚を飼う際には水槽が必要ですが、今は水を勝手に循環してくれる水槽だったり、温度を一定に保ってくれる水槽などもあり、掃除もかなり楽になっています。
例えばある水槽は、蛇口から水をそのまま追加できるという優れもLEDライト付、時計機能と温度、湿度機能などもついていて自動的に水槽内を快適に保ってくれるという水槽があります。
少々お値段が高くなりますが、お世話が楽になるので、こうした水槽を購入がシニア世代には楽かもしれません。

熱帯魚は温度管理がとても重要な要素となるので水温を一定に保つオートヒーターが必須です。
水槽を購入されるとき、店員さんに水槽の大きさにあったオートヒーターを選んでもらう方が無難です。
出来れば、温度制御機能のあるオートヒーターがオススメです。

熱帯魚を見る時、お水が濁っているとキレイに見えないので、ろ過フィルターを利用しましょう。
ろ過フィルターが水槽にセットされているものもあります。
音がとても大きなものがあるので、購入の際には音の大きさを確認しましょう。
水槽の温度を一定に保っておくことが熱帯魚の飼育に重要な事となるので、デジタル水温計も必須グッズです。

どんな熱帯魚を飼う?美しい熱帯魚たち

熱帯魚はカラフルで本当に美しく、まさしく泳ぐ宝石です。
日本でも多くの熱帯魚が売られていますが、最初は飼育しやすい強い熱帯魚を選びましょう。
アマゾン産のネオン・テトラは赤と水色のコントラストが美しく、水質管理も必要ないので飼いやすい熱帯魚です。
性格も温和なので水槽内で喧嘩するという事もなく安心です。

色はそんなにカラフルではありませんが、顔が可愛くてユニークな表情を見せてくれる淡水ふぐのアベニー・バファーもオススメです。
とぼけた表情はみている人の心を癒します。

ただこの子、小さいけれどふぐの性質でかなり怒りっぽく気が強い、ということでほかの熱帯魚と一緒にするとすぐ喧嘩を売ってしまうので仲間以外一緒に入れないほうが無難です。
熱帯魚のお店に行くと飼いやすい種類を教えてくれますし、一緒に入れても支障がないお魚たちを紹介してくれます。
餌も熱帯魚によって異なる場合が多いので、お店のスタッフさんに餌の回数や飼い方、注意点などをしっかり聞いて飼育しましょう。

熱帯魚の病気を心得ておく

熱帯魚は病気にかかりやすく、弱い魚も多いです。
熱帯魚がよくかかる病気には、いくつか種類があります。
白点病は体や鱗に小さい白点がみられ、それがだんだんと広がっていきます。
絨毛虫「イクチオフチリウス」が寄生し起こす病気で、薬品などによって殺菌し、水温を上げることで対応します。

まつかさ病とも呼ばれるエロモナス感染症はエロモナスという最近によっておこります。
治療は水に薬品を入れる、餌にお薬を混ぜるなどします。
こうした対応も熱帯魚のお店の方に聞いておく、若しくは熱帯魚を飼うためのレクチャー本などをしっかりみて対応しましょう。

お魚といえど命ある生き物です。
飼うからには大切に、しっかり飼育してあげてください。