シニアセックスの楽しみ方

60代男女の性欲とは

若い頃に比べると、高齢者は性欲がない。そう考える方は多いはずです。

しかし、東京大学名誉教授、医師博士である石川教授は、シニア世代の男性8割、女性7割以上が性を謳歌しているとのこと。

石川教授は、50代~90代の高齢者160人(各男女80)を対象に対話形式で調査が実施しました。インタビューによると、お歳を召しても性行為に積極的だそうです。

若い頃と比較しても、セックスの喜びは変わらないという70代男性や閉経を終えてもセックスに問題ないと答える70代の女性もいますし、60代を超えてもなお、性の意欲が高い男女が多いことが分かりますね。

シニアセックスの楽しみ方

高齢を迎えると性機能の衰えが目立ちます。当然ではありますが、若い頃にパートナーと行なっていたセックスを比べると、その営みが難しくなるケースもあるでしょう。

しかし、高齢者の多くは愛情表現に対し、セックスのあり方を変えながらパートナーと楽しむよう工夫しています。年齢によってできなくなってしまったことも、愛の形を変えて表現しようというわけです。

たとえば手を握り締めながらお互いをみつめ合ったり、ベッドで二人横になりずっと抱きしめ合ったりするなど、挿入にこだわらない愛情表現がシニア世代にみられるセックスの特徴といえます。

今の日本では、20代・30代が仕事やプライベートで忙しく、なかなかパートナーとの夜を過ごせないという方も少なくありません。高齢者はセックスに積極的であるという調査結果は、とても喜ばしい結果といえます。

セックスを楽しめない場合の対処法

加齢と共に性欲の減退は避けられませんが、治療で改善できる場合もあります。

例えば、勃起力に自信がなくなった場合はED(勃起力の低下)を引き起こしている場合はED治療を専門にするクリニックで治療薬を処方してもらい、ED治療を行っていきます。
治療薬で代表的なEDの薬といえばバイアグラがあり、バイアグラはジェネリックも出ているので比較的安く医師から処方してもらえるようになりました。

ED治療薬であるバイアグラの正しい服用方法と効果

現在はバイアグラをはじめ、シアリス、レビトラといったEDを改善できる治療薬が開発されました。
すぐに効果が発揮されるわけではありませんが、用法・用量を守りながら継続して飲み続けることで、勃起力の改善に繋げられる可能性があります。

60代・70代・80代といくつになってもパートナーとの夜を楽しく過ごせられるよう、健康的な身体を維持しましょう。