恋愛もその他の願いも…出雲大社へ参拝に出かけよう

平成の大遷宮、神秘的、歴史を感じる儀式

その場に行くことはかないませんでしたが、平成の大遷宮、テレビで見ているだけでも日本の古式ゆかしい儀式に神聖な気持ちになりましたし、ああ、こうして古くから遷宮が行われてきたのだなと、日本の歴史の深さを実感できた出来事でした。
古の神話を再現したような大遷宮が行われたのは、わが日本が誇る歴史豊かな大社「出雲大社」です。
こちらのサイトでも、出雲大社について分かりやすく説明されています。
>>出雲観光ガイド出雲観光協会公式ホームページ

平成の大遷宮を期に出雲大社に参拝したいと国内外から多くの観光客が訪れていますが、実は参拝のマナーがあります。
日本人たるもの、歴史深い出雲大社への参拝のマナー位理解しておきましょう。

大きな正門の鳥居をくぐり穢社へ

出雲大社は神話の舞台、本当になぜかここに行くと神妙な気持ちになるから不思議です。
正門の鳥居に圧倒されつつも、ここからご本殿を見に行くのですから、しっかりマナーを守り進んでいきましょう。

鳥居をくぐると四柱の神様がおられる祓社(非常に小さい社です)に行き、お実入りします。
俗世の穢れを祓ってくれる四柱の神様にご挨拶、穢れを払ってもらい、進んでください。

三の鳥居、松の参道、四の鳥居そして本殿へ

穢社で穢れを落としてもらったらいよいよ本殿へ向かいます。
三の鳥居を、松の参道、四の鳥居を抜けますが、本殿に直接参拝することはできないので「八足門」に進み、ここで本殿に向かって参拝します。

出雲大社は二拝四拍手一拝、他の神社とは違うのでこれも間違えないようにしましょう。
シニア世代でもこれを知らず、通常通り二拝二拍手一拝されている方が多いです。
出雲大社では、出雲大社のしきたりに沿って正しい作法で参拝する、その為にも他とは違うのだという事を意識して進むことをお願いしています。

本殿に向かって2度参拝するのが正式な作法

本殿に向かって参拝した、よしこれで出雲大社の参拝終了、というのは間違いです。
本殿正面の拝殿で拝礼、瑞垣に沿い摂末社へ参拝、御神座正面から再度拝礼します。
わかりますか?本殿の正面で拝礼し、その後、西側からもう一度参拝するということが正しい作法、拝礼の仕方なのです。

お賽銭は投げない!

本殿参拝が終わり、境内を西に出ると神楽殿がありここには出雲大社といえば!の、注連縄がどーんとそびえています。
出雲大社といえばこの大縄、注連縄がシンボルですが、重さ5tの大縄です。

実はこの注連縄をよく見てみると、あら?縄の藁の間に無数のお金、硬貨が挟まっているのがわかります。
何でもこの注連縄にお金が刺されば願いがかなうといううわさが広まってしまい、意味もないのにこういう事をやる人が億なってしまったんだといいます。
しかし神社からすれば、神聖な出雲大社の御縄です。
そこに硬貨を投げつけられるのでは困りものです。

注連縄に硬貨を投げて刺さっても願いがかなうなんてことはありません。
みなさん投げないようにしましょうね。