資格取得を目指せ!老後も学問に勤しむというライフスタイル

シニア世代は努力できる年代

現代のシニア世代の上の年代は、学生という年代にちょうど戦争にかかる年代です。
でも現代の50代、60代の方は受験戦争を経験している年代です。

勉強する事が当たり前、高度経済成長の中、様々な知識を得るために必死で勉強、仕事をしてきた年代といえます。
シニア世代は努力を惜しまない年代ですし、何かをするためには勉強も技術も必要と考える年代です。
退職後も、向学心が非常に高いので資格取得や何かの趣味に没頭されている方もいますし、新しいことにチャレンジする気持ちも旺盛で、お蕎麦の教室やお料理教室など、台所に立ったこともないお父さんたちが包丁を持って格闘されているようです。

資格の種類を知っておきましょう

資格には国家資格、民間資格、公的資格があります。
これから資格取得に励もう!とチャレンジ精神を持っている方は、その種類から把握し、どの資格にチャレンジしていくか考えていくといいでしょう。
通学講座や通信講座など、自分自身のライフスタイルに合った学びができるなか、集中して学びたいならばスクールの利用がオススメです。

国家資格は国が試験を実地するもので法律に基づいた資格です。
試験は専門性が高く、知識、技術を要していることが必要で、それを行政が確認するために行います。
法律に沿った一定の条件を満たす知識、技術を要していると試験によって認められれば国家資格が与えられ、その資格条件に沿った一定の行為を行う事が可能です。
公的資格や民間資格と比べると難易度は高くなりますが、仕事の幅が大きく広がります。

公的資格は、省庁などが審査基準を設け試験に関しては公益法人などが行います。
様々な公的資格があり、国家資格と民間資格のちょうど真ん中あたりの存在と考えておく方がいいでしょう。

民間資格は数えきれないほど存在し、民間団体、また企業等が独自の審査基準をもって試験を行います。
法律に沿っているという事はないので、民間資格が国家資格のような資格認定とはなりませんが、技術や知識を持っている証拠となる資格なので、意義ある資格も非常に多いです。

資格は1000以上、さあ何にチャレンジします?

国家資格に公的資格、民間資格をすべてあわせると、国内には1000以上もの資格が存在します。
シニア世代にあった資格も多く、向上心も努力する気持ちも旺盛なシニア年代にはチャレンジしてほしい資格がたくさんあります。
事務系では、書類作成のプロである行政書士、労働法や社会保険の相談を受ける社会保険労務士、不動産の測量や登記に携わる土地家屋調査士などがオススメです。
長く企業に勤めてきた年代ですから、社会保険に関する知識を多少持っているという方もいるでしょうし、公的書類などを多く手掛けてきた方は行政書士などもいいでしょう。

気象予報士や危険物取扱者、マンション管理なども幅広い活躍の場があります。
介護福祉士、保育士などにチャレンジする方もいますし、エステ、またIT系の資格などを取得されるために、学校に通っているアクティブなシニア世代も多いです。